[Press Release]頼朝の道を辿るシャルソン 安房で開催

源頼朝が訪ねたかもしれないポイントをめぐる約200kmの旅

Kyo Paxi
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ご当地シャルソン協会と株式会社旅と平和は、2022年8月29日から9月2日の5日間で、安房(南房総)地域の源頼朝の足跡を辿るウォーキング/ランニングイベント「頼朝の道を歩く 安房ウルトラシャルソン 」を開催します。

このイベントに一部または全部参加する希望者を募集中。

源頼朝が石橋山の戦いで敗れた後、鎌倉幕府を建てる前に体制立て直しを始めたのが安房郡鋸南町であることにちなむ。治承4年(1180年)に真鶴から海路で逃れた頼朝は、8月29日(旧暦)に鋸南町竜島(猟島)に到達した。その後どこを訪ねて勢力を拡大したか正確にはわかっていないが、安房の各所にその足跡が残る。

安房ウルトラシャルソンでは、上陸地点を起点に頼朝が通ったかもしれないポイントをめぐりつつ、安房地域の現代の魅力を発掘・発見・発信していく。移動距離は1日あたり30km〜50kmの予定。参加者のペースで移動が原則で、一部参加や交通機関を使うことも認める。

主催の佐谷恭(ご当地シャルソン協会 会長/株式会社旅と平和 代表取締役)は2022年4月から鋸南町ふるさと応援団に任命され、観光地に限らない町の魅力を発信している。今回、その対象を鋸南町から安房地域全域に広げ、その魅力をあぶり出す。

(以下、イベントページからの抜粋)

源頼朝は真鶴から船に乗り、1180年8月29日に、今の鋸南町竜島にたどり着いた。安房地域でどういう行動を取ったか、正確には分かっていないが、頼朝に関する記録が残っている場所が多数ある。それを一筆書きでつなぐことで、頼朝が鎌倉幕府を建てる前、勢力を回復させた時のことに思いを馳せる。

5日間で200km程度を歩く(アリク)。徒歩とランが基本だが、自転車やキックボードでもOK。残暑厳しい頃なので、体調を自分で管理できることが参加条件(もちろん、参加者同士で助け合うけれど)。途中参加や途中離脱も歓迎。8時間走って、8時間飲んで、8時間寝る。そういうやり方で東日本大震災の津波被災地沿岸を7回に分けて890km走った「東北ウルトラシャルソン」に発想は準じる。だから、各日程のゴールで待っていて、一緒に飲むだけの参加も嬉しい。

ルートは大体決めている。でも、変更する可能性がある。また、頼朝の道を辿るだけでなく、安房地域の魅力を発掘し、発見するのがもう一つの大きな目的なので、偶然見つけた階段を駆け上がったり、海に飛び込んだりするかもしれない。当日までに決めるつもりではあるが、宿泊は旅館やホテル、ゲストハウス、民家、場合によって野宿になるかもしれない。どんな状況にも臨機応変に対応できる柔軟性を持っていることが参加者の推奨資格だ。とはいえ、この旅を通じて、そういうスキルを身につけてみるのも良いだろう。

参加費は特になし(無料)。ただし、日々の食費、飲み代、宿泊費は実費がかかる。趣旨に賛同して、走りに来て欲しい。趣旨は理解しても、走る気が全く起こらない人は、ランナーを金銭的にサポートすることができる。給ビール(890円)、宴会費(3890円)、宿泊費(8900円)を用意しているので、何口でもどうぞ。ランナーのかかる費用として利用させていただく。そして、もう1度言うけど、飲み会だけの参加も大歓迎だ。その場で割り勘して実費だけ払っていただく。エクストリームなことの最中の宴会だから、普通の飲み会よりきっとずっと面白い。

道中、水を差し入れてくれてもいいし、冷やかしで通りがかるだけでも。炎天下に200km走る? そんな僕らを見守ってくれる人、募集します。

*その他、どんな形でも、サポートしたいという方はご連絡ください!

取材・問い合わせ

ご当地シャルソン協会 佐谷恭
080–3700–8900

7回にわけて東北の被災地沿岸を中心に890km走ったウルトラシャルソンを応用して、安房地域の魅力を発信する

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Editor for

パクチーに狂う旅人。株式会社「旅と平和」代表取締役、サハラマラソン2015完走、北極マラソン2018アジアチャンピオン。著書に『ぱくぱく!パクチー』『みんなで作るパクチー料理』『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』など。鋸南エアルポルトから房総半島と日本全国を元気にします。