[PressRelease]「パクチー育てる」89日間 国民運動 2022

Kyo Paxi
kyoblog
Published in
Apr 2, 2022

--

パクチー普及のために2007年からパクチーの種を配布しているパクチー銀行が、2022年も「パクチー育てる」89日間 国民運動 を開催。キャンペーンは5月13日から8月9日までの89日間。郵送のほか、本年1月にできた「リアル店舗」での直接手渡しを推奨している。

パクチー銀行(本店・千葉県安房郡鋸南町)は、5月13日から8月9日までの89日間、「パクチー育てる」89日間 国民運動 と名付けたキャンペーンを開催する。新型コロナウイルスの感染拡大で高まる自給自足や食料自給率向上への関心を受けた。

2020年から同時期に連続で開催しており、期間中約500人に種を配布。過去2年は栽培のノウハウをオンラインで交換するなど、集まらないで交流を深めた。

最終日の8月9日は「パクチーの日」。2005年に日本パクチー狂会が制定した記念日で、近年のパクチーブームですっかり定着した。

2022年1月1日には、銀行跡地を改装して「パクチー銀行」のリアル店舗が完成。前年まではオンラインイベントを行っていたが、密になりにくい田舎の特性を利用して少人数でのイベントや相談会を開いていく。

自身での栽培に自信がない方や、他のパクチー好きと一緒に栽培したいという人のために、人数限定でパクチー・オーナー制度も用意している。

http://paxihouse.com/blog/2021/11/paxi-owners/

キャンペーンで提供されるパクチーの種は「パクチー銀行」が用意。希望者先着89名には、パク銀が送料も負担する。送料等の実費や企画に対する投げ銭を払う仕組みも用意した。

リアル店舗の完成に伴い、直接手渡しを推奨している。

パクチーの種の申し込みは最終日の8月9日まで。種は以下のページから申し込みができる。

https://paxi-empire-2022.peatix.com/

■パクチー銀行とは
2007年1月1日設立のシードバンク。担保を元に貸す通常の銀行のやり方を変え、信用で貸すマイクロファイナンスでバングラデシュのムハマド・ユヌス氏が2006年にノーベル平和賞を獲ったのを受け、担保どころか信用すらいらず返済の義務もない銀行を作ると宣言して日本パクチー狂会の佐谷恭が立ち上げた。2022年1月に金融機関跡地にパクチー銀行のリアル店舗を開き、話題を集めている。全国に約30の支店があり、パクチーの種を受け取ることができる。返済の義務はなく、栽培がうまく行ったらまず自分の次の季節の種まきにつかい、余ったら家族や友人に渡し、それでも余ったらパクチー銀行の本店または各支店に返済できる。毎年数千人に融資を実行している。

パクチー銀行・本店
住所: 千葉県安房郡鋸南町保田65-2(JR内房線保田駅目の前)
URL: https://paxi.coffee/
業務内容:パクチーの種の融資・交流する飲食店(スペシャルティコーヒーとクラフトビールの提供)・SOTOCHIKUショールーム(内外装が常に変化するパブリックアート)・現代アートギャラリー

--

--

パクチーに狂う旅人。株式会社「旅と平和」代表取締役、サハラマラソン2015完走、北極マラソン2018アジアチャンピオン。著書に『ぱくぱく!パクチー』『みんなで作るパクチー料理』『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』など。鋸南エアルポルトから房総半島と日本全国を元気にします。